どのインコをお迎えしよう?インコには沢山の種類があるので悩んでしまいますよね。このページでは、コザクラインコ・ボタンインコの種類や性格、飼育方法を細かく解説していきます。
コザクラインコ&ボタンインコ基本データ
コザクラインコ
ボタンインコ
コザクラインコ、ボタンインコなどインコ科ボタンインコ属の小鳥を総称して「ラブバード」と呼びます。アフリカの暖かく湿度の高い地域で、小さな群れをつくって生息するインコです。
ペアになるととても仲良くする反面、相性が悪いと相手を徹底的に攻撃することがあります。自己主張がはっきりしていて、表情も豊か。
体に対して東部やくちばしが大きく、噛むと力が強いので中型インコと分類される場合もあります。羽色はカラフルで様々な色合いがあり、つぶらな瞳が可愛いのも魅力です。
コザクラインコ&ボタンインコの種類
コザクラインコ
目が大きく、額に鮮やかな色が入った姿が愛らしいコザクラインコ。原種のノーマルから数多くのバリエーションが作られています。
ヤエザクラインコ
コザクラインコとボタンインコを交配した種類。オスには繁殖能力はありませんが、コンパニオンバードとして楽しむには問題ありません。
ボタンインコ
コザクラインコと体格は似ていますが、体はやや小さめ。目のまわりに白い輪があるのが特長です。
コザクラインコ&ボタンインコの特長
愛情豊かで明るい性格
ラブバードは、大きな目とずんぐりした体つきで人気のインコです。カラーバリエーションが豊富なところもファンが多い理由です。
噛む力が強いので、ゲージは塗装をしていない丈夫なものを使います。紙をちぎったりおもちゃをかじるのが大好きなので、かじっても安心なおもちゃを入れてあげましょう。
野生のラブバードは、木のうろなどに巣を作っています。そのため、狭い場所に入り込むのが大好き。ゲージの中に寝床になるようなハウスを入れてあげるといいでしょう。ただし、巣箱の代わりになって卵を産みすぎる時は、外しておくこと。エサ入れを巣にしてしまうこともあるので、その場合は小さいエサ入れに交換します。
ペアで飼うのも楽しみなラブバード
ラブバードは好き嫌いがはっきりしていて、相性が悪いと激しくケンカすることもあります。しかし、気に入った相手とペアになると、とても仲良くなって巣引きも可能です。どんな色のヒナが生まれるか、繁殖の楽しみもあります。
噛む力が強いので要注意
大きなくちばしをもつラブバードは、噛む力が強い種類。手のりでも噛まれることがあるので噛みグセをつけないように注意しましょう。また縄張り意識が強く、ゲージに手を入れられるのを嫌がる小鳥もいます。
コザクラインコ&ボタンインコのエサ
主食には、皮付き混合シードかペレット、または両方をあげます。ペレットを食べない時や皮むき混合シードが主食なら、青菜をかならず与えること。ボレー粉もセットしてください。
おやつは、麻の実、ひまわりの種、市販のラブバード用おやつミックスなどをあげると喜んで食べますが、あげすぎには注意。ひまわりの種で1日5粒程度にしましょう。
コザクラインコ&ボタンインコのお世話
毎日エサをチェックし、皮や汚れたエサを捨て、新しいエサを足します。水は毎日交換してください。ゲージの底の紙は毎日取り替えましょう。月に一度は大掃除をします。
ラブバードの生息地は、温暖で多湿な気候です。冬はゲージを保温するのがおすすめ。またラブバードは水浴びが好きなコが多いので、水浴び容器を設置したり霧吹きをしてあげると良いでしょう。