楽しく生きろ

仕事は楽しく趣味は本気で。楽観的主義者が最後に笑う

オカメインコの種類や特長、飼育方法を詳しく解説


sponser

f:id:japantk:20181016211711j:plain

どのインコをお迎えしよう?インコには沢山の種類があるので悩んでしまいますよね。このページでは、オカメインコの種類や性格、飼育方法を細かく解説していきます。

人に慣れやすく、甘えん坊なオカメインコは体は大きくても飼いやすい人気のインコです。

 

 

オカメインコ基本データ

  • 分類:オウム科オカメインコ属
  • 分布:オーストラリア内陸部
  • 体長:約30~35cm
  • 体重:約80~120g
  • 寿命:15~20年
  • 価格:15,000円~

 

オカメインコは、オーストラリア内陸部の乾燥地帯出身。草原や林の中の水辺などに生息し、水を求めて群れで移動することがあります。自然の中では種子や草、果物をメインに、昆虫なども食べているようです。

おとなしく臆病な性格で、飼育下ではおっとりして見えますが、オーストラリア最速の鳥ともいわれ、すぐれた飛翔能力をもっています。

 

オカメインコの種類

ノーマル

原種はグレーの体、頭部分のみが黄色で、オレンジのチークパッチがとてもキュートです。メスとヒナには尾羽などにも黄色の模様が入ります。

ルチノー

オカメインコのもつグレー・黄色の色素のうちグレーが欠けて全体にクリーム色がでる種類のため白オカメとも呼ばれています。オレンジの模様がノーマルより濃いのも特徴的です。

シナモン

グレーの色素がうす茶色に変化し、全体的にノーマルよりも淡い色合いになっている。顔の頬の色はノーマル同様に出ているタイプでイザベラとも呼ばれています。

ファロー

シナモン系よりさらに色素が薄くなった色変わりのタイプ。目は赤目でくちばしや足はルチノーのようなピンク色をしています。

パール

羽毛1枚、1枚で部分的に色素が欠け、体や羽にスポット模様がでるタイプ。ノーマルだけでなく、ルチノー、シナモンなどの色変わりにも現れる。オスは成長になるとパール模様が消えてしまう。

パイド

身体の部分で色素が欠け、まだら模様が出ているタイプ。色の出方はさまざまのため個体によって模様と雰囲気が変わります。

ホワイトフェイス

全身からイエロー系色素が欠け、オカメインコの特長であるチークパッチがなくなり顔が白くなっている。色変わりのなかでも人気のタイプです。

 

オカメインコの特長

f:id:japantk:20181016212016j:plain

スマートな身体に長い尾羽のため、ゲージは大きめが基本です。性格はとてもおだやかで、小型インコにいじめられることもあるほどおっとりした性格です。手のりにすると、人にべったり甘え、なでられるのが大好きなインコになります。

1羽飼いやペア飼いはもちろん、ゲージで複数飼いもしやすい種類です。

オカメインコは臆病なところがあるため、夜中の物音や地震などに敏感。驚くとパニックを起こすことがありますが、ゲージで暴れた時は部屋を明るくして声をかけてあげましょう。

オカメインコはインコの中でも脂粉が多い種類です。羽づくろいや身震いをすると脂粉が飛び散ることもありますが、脂粉が多いのは健康な証拠です。

 

オカメインコのエサ

主食は混合シードと、オカメインコ用のペレットを併用するのがおすすめです。シードしか食べないときは、ボレー粉や青菜などをしっかり与えること。

オカメインコは麻の実やヒマワリの種などおやつシードが大好きですが、あげすぎには注意。ヒマワリの種で1日10粒くらいまでにします。

 

オカメインコのお世話

エサは毎日チェックし、皮や汚れたものは捨て、新しいエサを入れます。水は1日1回交換しましょう。ゲージ底の新聞紙なども毎日交換して清潔にします。

野生では乾燥地帯に生息していますが、夜露や朝露は浴びていますので、水を浴びさせたりときどき霧吹きをしてあげても良いでしょう。

気弱な性格のコには、エサやりやカゴから出すときに、やさしく声をかけてあげましょう。