日本は春夏秋冬、気候の変化が激しいためそれぞれの季節にあった飼育をしましょう。
春のお世話
季節の変わり目の気温差に注意
春はインコにとって過ごしやすい季節ですが、寒さが戻ることもあります。冬にヒーターなどで保温していた場合には、急にはずさないこと。
また、インコは1年を通して羽が生え替わりますが、春から夏にかけては換羽期があります。換羽期の間は体力が落ちるので、高カロリーのエサをあげると良いでしょう。
春はヒナをお迎えするのにいい時期です。
夏のお世話
暑さ対策を忘れずに!
梅雨から夏にかけては、水や青菜が傷みやすいので要注意。ゲージは清潔に保ち、エサもこまめに入れ替えましょう。水も1日2回交換してあげます。
夏の昼間は、人のいない室内は大変な暑さになりますので、窓を少し開けておくか、弱めにエアコンをかけると良いでしょう。ただし、エアコンの風がゲージに直接当たらないようにします。
秋のお世話
1日の温度差に気をつける
秋になり、暖房器具を使い始めると昼夜の温度差が大きくなることがあります。インコのゲージは部屋の隅に置くなど、温度差が少なくなるよう工夫が必要です。
また冬にそなえて体力をつけるため、高カロリーなエサを配合するのがおすすめです。ヒナをお迎えするときは、十分に保温してあげてください。
冬のお世話
発情させないように注意
インコが寒さで羽を膨らましてたら、ゲージにおおんが必要です。寒い時期に産卵すると卵詰まりを起こしやすいので、巣箱は入れずに発情を抑えるようにします。
乾燥する冬場は、加湿器を使うか時々水浴びをさせてあげましょう。