夫のことを、このブログ・4コマで愉快でコミカルな人物に描いている。「たまには良いところを書いてみよう!」と思い、今回は普段思っていることを綴ろうと思う。
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私は、彼に助けられていることがある。
彼にとっては当たり前のことかもしれないが、私にとっては、地獄の底から救い出されるような感覚、命の恩人くらい大切なことだったりする。
「あ~会社に行きたくないな。。」
なんて社会人としてあるまじき発言をする私に
「じゃぁ休んで休んで!家でゆっくりしてね。」
と即座に言ってくれる。
そう。これだけ。
「え、なんで?みんな大変なんだよ。」
「俺だって疲れてるのに会社行ってるよ。」
「何が嫌なの?営業じゃないし、楽でしょ?」
とか、彼は思わないんだろうか。。
「じゃぁ休んで休んで!家でゆっくりしてね。」
と言ってもらえると、たとえ嘘でも心が楽になる。
何が大変とか聞いてほしいワケじゃない。
言うと疲れるし、思い出す。色々積もり積もってるのよ。
要は、ごちゃごちゃ言わずに、ただただ受け入れて肯定してくれる。この彼の対応は、弱音を言いづらい私にとって、スーパー有難い神対応なのだ。
どちらかと言えば、しっかり者・責任感強め(と人には言われながら)で生きていた私は、弱音とか甘えとかあまり言えないタチの、いわゆる”長女肌の甘え下手”な性である。
「会社に行きたくない~」だなんて、言葉にしただけでもダメ人間だと自己嫌悪に陥りそうになるのに。彼にこう言われると、
「いや自分、ちょっと疲れて口が滑っただけっす。
今のは気の緩み、甘えっす。もちろん明日も会社行きまっせ!」
と復活するのだ。
うっす!
実際、本当に辛くて会社を休んだ時があった。
彼の出勤時
「家で休んでね。ゆっくりしててね。あたたかくしてね。CHU」
言われた方がちょっと恥ずかしくなる。
あれ、私ってお熱が出ちゃった可愛らしい女の子だったかしら。と錯覚に陥るほどだ。
「仕事行きたくないな~」ともし、彼が言ったとき
私は同じように、「休んで休んで!疲れたら家でのんびりしたらえーやん!」と言えるのだろうか。
きっと、たぶん、いやおそらく言えない。
もし、そのままサボり癖でもついてクビにでもなったら、生活どうすんだっと瞬時に恐ろしいことが頭をよぎる。
でも、同じように優しい言葉を掛けられるように努力をするから。
甘っちょろいこと言ってないでサッサと風呂入って寝ろや!なんて思っても言わないから。
だからどうか死ぬまで神対応をお願いします。。笑
というわけで、この底なしの優しさに包まれる感覚は、何よりも癒しと元気をくれる。というお話でした。